そう言えば社長の役員給与金額って、毎期ちゃんとシミュレーションして決めてはるんですか?
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役員給与の増額
シミュレーション?そんなもん、したことありまへんわ。。。。
それはまずい!毎期決算の都度、シミュレーションをしましょう!法人に残る利益に応じた法人税等の金額、社長個人の所得税等の金額の合計が最も少なくなるような役員給与金額を設定するべきです!!
なんやえらい計算、大変そやなー。そんなもん、できまへんわ。。
ご心配無用!うちのシミュレーションツールがあるから大丈夫ですよ!
それは助かりますー!
前の会計事務所ではアドバイスなかったんですか?これはお金を残す節税策としては最も有効策ですよ!!ただし、一つ注意があります。それは、増額した役員給与全てを使ってしまわないこと!!会社にイザ、ということがあった時のためにもきちんと貯蓄しておきましょう!
はあ。。。
会社に万が一のことがあった時には、社長から会社に貸し付けるもよし、出資して増資するもよし、です!
なるほどー。今日も役立つ話を聞けて感謝です!
従業員給料の未払計上(確定債務の計上)
ところで、社長の会社の給与の締め日・支払日はいつでしたっけ??
うちは20日締めの25日払いですわー。給与計算は労務士さんにお願いしてまんねん。。。さて、それがどうかしたんですか?
社長の会社は3月決算ですよね?と、いうことは決算日である3/31時点で3/21~3/31に対応する給料は未払ですが、既に支払義務は確定していますよね?と、いうことは・・・・・?もう今まで学んできたことを考えたらわかるはずです!さあ、答えは!?
その未払である3/21~3/31対応分は経費で落とせる!?
せいかいせいかーい!!4/25に払う給与の一部分、つまり上記の日数分を経費として計上出来るわけなんですね!ただし、一点、注意が必要です!社長や役員さんの給与はこれは出来まへん。。。。気をつけて下さいね!
了解しました。コツコツ節税しますわな!サンキューです!
こちらも前回同様、ノーリスクで出来る一般的な節税策ですので、必ず実行してみましょう! |
役員給与の設定については、同業種・同規模の法人の役員給与水準からあまりにかけ離れていると問題がありますが、そこを指摘されるのはレアケースです。オーナー社長として命を懸けて日々経営に取り組み、かつイザというときには全責任を負うのだから、社長がいくら給与を取ろうが当たり前の話ですよね。