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おはようございます!、夏から秋にかけてはセミナー活動がやたらと増えてくる、ヒロ☆税理士でございます!
さて、読書の秋シリーズ。久々にベンチャー企業の社長さんの著書を読み、刺激を頂きました。レンタル会議室を展開し、この春に上場したTKPの創業者さんの著書・『起業家の経営革命ノート ~TKP式成長メソッドの秘密~』です。
改めて勉強になった箇所を整理します。
➀一番よくないのは、自分の中でじっくりと温め続けること。今の時代ではあまりに悠長すぎる。気が付いたら、そんなビジネスは世の中に役立たなくなっている可能性は十分にある。鉄は熱いうちに打て!誰よりも早くからトライ&エラーを重ねた人だけが"勝ち"を手にすることが出来るのです。
②成功するベンチャーの方程式=得意分野 × IT × 世の中での有用性
③個性的な人の集合こそ、ベンチャーの命。社員という枠にはめ込むのではなく、どうやったら活かせるのかを考え、そしてやる気スイッチはどこにあるのかを探し出すのが私の役割。適材適所、要はその人が働ける場所をつくればいいのです。
④事業を運営するうえで大きくかかるコストのひとつが人件費です。人を増やすことで事業を大きくしていくより、人の労働を介さずして大きくなる事業の仕組を考えなければなりません。なるべく人を『原価』にしないこと。
⑤変化対応力とは、『先入観を持たない』こと。
⑥経営とは凧揚げと同じ。凧を上手に上げるのが経営者の仕事。風が吹かなければ走ればいい。社員が増えれば凧は大きくなる。より強い骨組みが必要となる。そして、経営理念である意図が太くしっかりしていなければ、凧は離れていってしまう。そして、社長が走るのをやめてしまったら、凧は落ちてしまう。しかし、社長が自ら走り回るだけではいつか限界が来る。一番大事な経営者の仕事は、走るだけではなく、風が吹く場所を見つけることなのだ。
⑦会社は社長以上に成長しないし、社員もまた社長以上に成長しない。
⑧社長は常にナンバーワンたれ。ワンマンでなければ、社長は務まらない。しかし、一歩間違えばワンマンも単なる独裁者か、老害になってしまう。そうならないために、常にだれよりも勉強し、情熱を注ぎ続けて、最前線にいなければならない。
経営者が書くような経営哲学の類の本は、どんな本もほぼ同じこと、似たようなことが書いています。もう卒業かなあ~、と思っていたのですが、それぞれのビジネス環境の違いや異なった視点からの捉え方等があり、やはり勉強になり、かつ刺激になりますね。
経営者自身が成長することを放棄した組織は衰退していくものであり、私自身そういった会社様を数多く見てきました。
死ぬまで勝負、死ぬまで走り続けないといけない、ということで今日も一日頑張りましょう~!