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おはようございます!筋トレ復帰して運動量が増えるとやっぱり体重も増えてきた、大阪のヒロ☆税理士でございます!
さて、今回も経営本のご紹介。
中小企業や零細企業で働く、というのは大企業や上場会社で働くのと全く異なります。そのメリット、デメリットについて書かれた本。中小企業の経営者さんには、新人教育に丁度良いかもしれません。
内容をまとめると・・・
〇色々出来るのが楽しいし、また、逆に色々ありすぎてしんどいこともある。
〇社長との距離がかなり近い
〇野村監督の逸話。中小企業や零細企業の職場環境が100パーセント理想の環境でないのは、確かにその会社のせいかもしれない。だが、そのなかで100パーセントの力を発揮しないのは、自分自身のせいなのだ。
〇主体性があるとは、どういうことを意味するか?まず『自分の力で問題を見つけ出す』ことができ、『その問題と組み合う』中で、『問題に関する自分自身の見解を持つ』ことが出来るという能動的な状態。
〇チャンスは突然やってくると心得よ!人生の大事な舞台は、ほぼ間違いなく本人の意図とは関係なく(何なら望んでいないようなときと場合に)突然やってくるもの。だから、先輩から仕事が振られたときに、『待ってました!』と言えるように。
〇叱られたときは、『罪を憎んで人を憎まず』。人格まで否定されたかのように捉えてしまうのは、損な発想である。叱ってもらえるうちが華。
〇『上司の立場に立って考える』ことが『顧客の立場になって考える=営業の常識』ことに結び付く。
〇スポーツと仕事の関係についての余談。ラグビーやサッカー、バスケ等では、フィールドやコート全体を俯瞰できることがパフォーマンスに繋がる。いわゆるバードアイ、つまり俯瞰の能力です。仕事においても、自分のことで一生懸命の視野狭窄な状態から離れて、周りを見ることが大切である。
〇会社を取り巻く経営環境は時々刻々と変化します。黒船襲来に類するような、想定外で前代未聞な、思いもよらない事態も起こり得ます。『なんじゃこりゃ!』『こんなのムリ』と泣きたいような場合でも、部下はリーダーを見ています。わからなくても、やらなければならない。そのように、組織のメンバーの全員がはじめて遭遇する局面、いわば定跡のない世界で、誰よりも先に勝ち筋を見出していく(戦略を提言していく)ことが、リーダーが目指すべき行動なのです。(大変ですね。)
改めて、いい本だなー、と思いました。
こういったことを心がけて仕事に取り組む人と、何となくやっている人とでは大いに差が生まれること間違いなし、ですね!
では、今日も一日頑張りましょうー!