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おはようございます!法人の3月決算シーズンである5月の忙しさが半端なく、今年は2-3月の確定申告シーズンを超えかねない忙しさとなってしまった、大阪のヒロ☆税理士でございます!
さて、久々の当たり本。ライフネット出口さん著の『貞観政要』の解説本ですが、これがわかりやすくて非常に良かった!
リーダーにとっての心構えが書かれています☆
中国の唐の太宗というリーダーの政治に関する言行を記録したものですが、現代の経営に通ずるものがあります☆
特に、直近にいる臣下である、魏徴さんの存在価値が非常に大きい。リーダーにとって、言いにくい、耳の痛いことを言ってくれる人。
また、それを受け入れる太宗の人間力も立派。経営者としてスゴいです!
▼リーダーは自分にとって、都合の悪いことを言ってくれる部下をそばに置くべきである。
▼リーダ―とは、部下に支えられている寄生階級なのだ。
▼上司を諫める部下がいなければ、組織は滅びる。
▼人間は、不愉快なことは聴きたくはない。でも、不愉快なことを言ってくれる人をいつまでも遠ざけていたら、ごますりしか集まらなくなる。ごますりは、裸の王様を見ても、裸だとは言ってくれない。直言してくれる人間がいないと、忙しい人は絶対にごますりには勝てないのだ。
・・・なるほど!これは非常によくわかります。
皆さんの会社にはそんな存在の人はいるでしょうか? そういった人の意見に耳を傾け、大切にしなければならないのです。
ちなみに、弊社にもそんな存在である仲間がいてくれています。感謝ですね。
▼しかしながら、部下が全て魏徴のようなタイプだと、四六時中ダメ出しをされることになるので、承認欲求が満たされない。それが続くとさすがに人間なので疲弊する。側近のバランスも大事。側近を仮に5人とするなら、3人はごますりでもいいけど、残りの2人は自分を嫌っている人、或は反対勢力から選ぶべしである。
ここの判断は難しいところですが、『なんでもかんでもダメ出しをする人』がいいという意味ではなく、『組織全体のことを考えて、意見を言ってくれているかどうか?』がポイントですね。
無意味なダメ出しばかりだと、誰だって疲れるもの。人間だもの☆
さて、事務所大変革の時からちょうど1年が経過しました。
今月より新たな仲間が二名、加わります。
そして事務所オープンから今月末でまる12年となります。創業のころのガムシャラさをもう一度思い出し、今月から暴れてみようと思います。
6月も頑張っていきましょうー!