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こんばんは、阪神のマジックは水性マジックかい!と突っ込み・落胆しながらも、改めて落合監督の凄さに感心している、ヒロ☆総合会計事務所 代表・田淵です!
さて、林さんの新刊を早速読んでみました。今回もやはり小説仕立てで会計のことを解説しています。
あまりにも出来すぎたストーリーで笑ってしまうのですが、内容のレベルは非常に高く今回も学びは多かったです☆
○“事業年度という暴君”から自らを解放しない限り、合理的な事業のマネジメントは行えない。(本来、会計期間・事業年度と経営には何の関係もない!)
○利益よりもキャッシュ。大切なのは、絵に描いた餅よりも札束。
○決算書では、どれだけコストがかかったのかはわかっても、そのうちどれだけがムダなコストだったか、はわからない。そういった意味では会計は欠陥だらけ。
私自身も、お客様の会社について赤字か黒字かであまり一喜一憂されないようアドバイスしています。
もちろん、黒字であるに越したことはないのですがその年度だけ無理矢理作った黒字であれば意味がない。一方、赤字が悪とも限らない。赤字が出たのであればその原因は何なのか?をしっかり把握する。将来の投資のための赤字であればそれが来期、来々期に黒字に繋がっているのかどうか、という中長期的展望が必要になるのです。
本書では財務会計について改めて深く考えさせられました。
さて、事務所は早くも年末調整作業のための準備で慌ただしいです。先手必勝の精神で今夜ももう少し頑張っていきたいと思います!