御社の顧問弁護士はなぜ役に立たないのか

おはようございます、仕事と遊びでは180度人格が変わる、ヒロ☆総合会計事務所 　代表・田淵です！　

さて、ここのところ再び読書熱が復活しています。我々の業界の少し先を進む弁護士業界の本を読んでみました。（新司法試験合格者の四人に一人が就職できない、というのは驚きですね。）

本書にはほんまにエラそーな弁護士さんばかり登場します。これは大袈裟じゃないか、と思う部分もありますが大いに参考にしたいと思います。

ピン、ときたのは次の箇所。（赤字が本書抜粋箇所。）

○『よい法律事務所』にとって大事なのは、組織としての『理念』があるかどうかである

我々の業界もそうですが、一匹狼的な人が多く、個人の利益のみを追求する人が多い。これからは組織として、サービス業としての意識を持たないといけない、ということです。

ちなみにうちもまだまだ改善が必要ですが、一応理念のようなものはあります。理念があれば、例えば人材採用をする際、その理念に賛同出来るかどうか、を一つの採用の判断基準にすることが出来ます。

○一般の企業は市場にいる顧客のニーズを探るため、マーケティング調査をする。それに対して、弁護士業では『債権を回収したい』『建物を明け渡してほしい』『訴えられたが負けたくない』と、顧客側が明確なニーズを示してくれる。一見すると、わざわざ自分からマーケティング活動等をして、それ以上のニーズを探る必要がないともとれる。そこでダメ弁たちは顧客が示したニーズさえ満たせばよしと考えてしまうのだ

これは我々も気をつけないといけないところ。

お客様から依頼されたことのみに応えるのではなくて、日頃のお付き合いを通じてお客様のニーズを汲み取るのが本当のプロ。日々の業務をただのルーチンワークとしか捉えられない人はなかなかこういったことが出来ないものです。

弊社もここは重視しているところですが、これを事務所全体に浸透させるのはなかなか容易なことではありません。とにかく提案力を磨き、『先に質問されたら負け』という気持ちでシビアにいきたいと思います。

以上、色々と勉強になりました。

本書に出てくるようないい弁護士さんが周りにいたら是非お付き合いしたいものです☆

それでは、本日も頑張りましょう！！

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