星野リゾート社長・星野氏の講演に参加してきました！

おはようございます！右脳と左脳を巧みに使い分ける、ヒロ☆税理士でございます！

さて、先日のことですが、あの星野リゾート社長である、星野さんの講演に参加してきました。

星野リゾートについては、『新今宮にこれからホテルを出店する』、ということ位しかあまり知らなかった私ですが、大変多くの学びを得ることが出来たように思います。

➀世の中の９８％が同族会社。この同族会社を伸ばすことが経済活性化に繋がる。

②息子よりも、娘よりも、娘婿に後を継がせている会社の方がスムーズに承継が進んでいる。

③やはり人材難。会社の成長に、採用が追い付かないという苦労がある。

④社員の能力を伸ばすのは非常に難しい。いかに持っている能力の全てを発揮させるか、が大事！そのために大事なのは、、、以下のこと。

（１）ビジョンや価値観の共有。

ビジョンは将来像。今とは違う、大胆な将来像。現状から近い距離間で作ることが一般的だが、それでは意味なし。絵空事である、と言われようが、ここはこだわるべし！ビジョンとは、目標でも計画でも戦略でもない。『社員に夢を与えられているかどうか？』利益だけのためにリスクはとらないが、ビジョン達成に向かうためにチャンスがあれば、たとえリスクがあろうとも取りに行くべし！

（２）コンセプトへの共感があるかどうか？マーケティングよりも社員のモチベーションを重視。どんな人に尽くしたいのか？をヒアリングし、主要客層を明確にして、経営上の優先順位をはっきりさせた。人材のモチベーション＞顧客獲得のためのマーケティング。

（３）情報とプロセスの公開。財務情報を含めて。偉い人シグナルは完全になくし、フラットな組織に。上への意見が通らないとなると、意見が出なくなる。

（４）醍醐味満喫。お客様に褒められる瞬間が、社員の最大の喜びとなる。顧客アンケートをとる。アンケートを取るのが大事だのではなく、要はこの使い方にある。一般的に悪い面だけを見る傾向があるが、それでは社員が委縮してしまう。このアンケートをもとに、褒められることにより、人間はその成功体験、同じ行動を繰り返そうとする。

（５）キャリアコントロールをしっかり行う。完璧な人はいないものだがベターな人はいる。誰がそのポジションにつくのに、一番マシか？管理職立候補制度。皆で選ぶ。欠点があるとわかってお願いしているわけだから、皆でカバーしよう！という状態になり、さらなるチームワークが発揮できる。

②については驚きました。何とか製紙とか何とか家具の例もありますしね。。笑

色んな書籍を読んだり、講演を聴きに行ったりしますが、やはり大きなことを成し遂げた人のお話は説得力がありますね。

表面的なことではない、というのがしっかり伝わるような感じです。

ちなみに、新今宮に出店する理由は関西名所へのアクセスが良く、何よりディープ大阪にもろに触れられるのは観光客から見れば非常に醍醐味がある、というのがその理由。今後が楽しみですね☆

では、今日も一日頑張っていきましょう！