創業者と後継者の違い

おはようございます、ビールや焼酎、日本酒よりもドイツワインが大好きな、ヒロ☆総合会計事務所 　代表・田淵です！　

さて、先日の同友会・全大阪フォーラムの分科会でのお話。前回の続きです。

私が参加した分科会では『事業承継』をテーマに、ある会社の社長さんとその息子様、つまり後継者さんとの相互発表でした。

テーブル討論にて話が及んだのは『創業者と後継者の最大の違いは何か？』というトピック。

答えは“ワクワク感”があるかどうか？ということ。

私自身も含めて創業者というのは自分がやりたいことを自らリスクを負ってでも取組んでいます。安定した魅力ある、サラリーマン生活を捨てても始めたわけです。何もないところから事業を立ち上げるというのは非常にハードですが、自分のしたいことが出来る、という充実感があります。

その一方で後継者の方は必ずしも自分がやりたいことをやっている、とは限らない。本当は他にやりたいことがあったのにもかかわらず事業を引き継ぐという宿命にある場合が多いのかもしれません。そのため、ワクワク感よりも“責任感”が強い。

後継者の方が事業をスムーズに引き継ぐには、そういった“ワクワク感”を持って“仕事を楽しむ”ということが必要な要素になるのでは？というテーブルでの答えが出ました。

ワクワク感を持って仕事を楽しみ、先代さんが大事にしてきた“軸”はしっかりキープし、そこに後継者さんのオリジナリティー、自分の味みたいなものを加えて自分の会社にする。二代目さんや三代目さんはそういった作戦で事業承継に取組んでみてはいかがでしょうか？

では、本日も頑張っていきましょう！

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