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おはようございます、オフィス移転から丸1年が経過した、ヒロ☆総合会計事務所 代表・田淵です!
さて、少し時間が経ちましたがオープンブック・マネジメントについての続きです。
社長と社員の間の埋まらないミゾについて。その理由の④についての解説です。
③相反する利害関係
オーナー企業の社長さんであれば基本的に会社と自分は同じ運命共同体。会社に利益が出れば自分の利益に直結します。
その一方で、社員としての立場からすれば会社が順調に発展しても自分にどう見返りがあるのか、がイメージ出来ません。
何をどう頑張ったらどうなるのか?どれだけ利益が出ればどれだけボーナスがもらえるのか?そういったことが全く想像できないわけです。
ちなみに私自身、給与額というのは単に労働時間で決まるべきものではなく、その人がやっている仕事の付加価値の高さや責任の大きさ等、会社経営に対する貢献度を総合して決めるべきであると考えております。ある程度の基準は持っています。
と、いうことで社長と社員の間に存在する埋まらないミゾの理由はこれまでご説明した下記4つです。改めて確認しましょう。
①立場や責任感の重みの違い
②情報量や視野の差
③コミュニケーション不足
④相反する利害関係
何となく納得して頂けたのではないでしょうか?
要は、社長が社員さん達に目隠しをしたまま背景や目的等を知らせることなく『走れ!走れ!』と言っているに過ぎないのです。
それをどのように解決していくか?私自身、実践はまだまだですのでこれからじっくり皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
次回より、その解決策をご説明していくことにしましょう。もちろん私自身がまだ実践していませんのでまずは理論編というところから☆
では、今日も頑張っていきましょう!