仕組づくりというのは会社経営をする上で非常に大事な要素の1つです。
仕組づくり ＝ 属人的にならずに仕事を進める方法を構築すること。
仕事を細分化して、その１つ１つのパートで、いつ、どこで、誰がやっても同じ成 果を出せる方法を構築すること。
会社経営をする上で覚悟しないといけないのは、『人は安定しているわけではない 』という事実。
その日の体調や調子の良しあし等、経営を継続させるためには重要な要素も仕組化 をしなければいけません。
経営者はそうやって自分自身を良い意味で『失業』させるべきなんです。
また経営者は全能の神である必要はない、と思っています。
トップ技術者である必要もなく、トップ営業マンである必要もない。
最も大事なのは経営者としてのバランス感覚。
全ての項目においてそこそこの力を発揮できれば、あとは強力なリーダーシップがあればいい、と。
これまでお会いした立派な経営者さんは、皆さん自分の苦手なこと・欠点をしっか り把握しておられたように思います。
なんでもかんで自分でやろうとすると、結局はコストパフォーマンスが悪く、会社 の成長が止まってしまう原因になります。
皆が自分の強みを発揮して、各自の弱点を補い合う最強の組織。
そんな安定した理想的な組織を目指すためにも、まずは仕組みづくりに力を注ぐべ きです。