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こんにちは!今回は、フリーランスや個人事業主といった「自営業」の皆さんに向けた、とっても重要なお金のお話です。
「老後の生活って、今のままで大丈夫なのかな...」と、なんとなく不安を抱えていませんか?
実は、何の対策もしていない自営業の老後は、控えめに言っても少しピンチかもしれません。
今回は、自営業専用の強力な味方である「国民年金基金(こくみんねんきんききん)」について、専門用語を噛み砕いてわかりやすく解説します!
まず、ショッキングな現実からお話しなければなりません。
高齢の夫婦世帯が普通に暮らすために必要な生活費は、平均して毎月約28.7万円と言われています。
これに対して、自営業の人がもらえる「国民年金(基礎年金)」は、満額でも夫婦2人分を合わせて毎月約14.1万円。
つまり、普通に暮らすだけで毎月14万円以上も足りない計算になります。
なぜこんなに少ないのかというと、会社員や公務員(第2号被保険者)には「厚生年金」という2階建ての強力な上乗せがあるのに対し、自営業(第1号被保険者)は1階部分の「国民年金」しかないからです。
この「足りない2階部分」を自分で作るために、国が用意してくれた公式の制度こそが、今回ご紹介する「国民年金基金」なのです。
税理士の視点から見ても、この制度には非常に魅力的なメリットが3つあります。
老後の一番の恐怖は「思ったより長生きして、貯金が底をつくこと」ですよね。
国民年金基金の基本(1口目)は、生きている限りずっともらえる「終身年金」です。90歳になろうが100歳になろうが、口座にお金が振り込まれ続けるので、長生きリスクに対する強力な盾になります。
B型を除き、掛捨てにはならないのです。しかも相続税は非課税扱いとなります!
これが税理士イチオシの理由です。
国民年金基金に支払った掛金は、全額が「社会保険料控除」の対象になります。つまり、その分だけ所得税や住民税が安くなるんです!
稼ぎ(課税所得)が大きければ大きいほど、税率が上がるため減税効果も跳ね上がります。
例えば... 課税所得400万円の人が年間30万円を積み立てた場合、税金が約9万円安くなります。実質21万円の負担で30万円分の積み立てができているようなものです。
しかし、国民年金基金は「社会保険料控除」なので、生計を一にする家族(例えば大学生の子どもや配偶者)の分の掛金を自分が代わりに払った場合、それも自分の税金から控除して安くすることができます。 これは家族全体の節税としてかなり強力です。
もちろん、良いことばかりではありません。以下のデメリットもしっかり理解しておきましょう。
インフレ(物価上昇)に弱い
将来もらえる年金の額があらかじめ決まっている「確定給付型」です。そのため、今後何十年もかけて物価がどんどん上がっていった場合、お金の価値が目減りしてしまうリスク(インフレリスク)があります。
1口目は途中でやめられない
途中で完全に解約して現金化することは原則できません(口数を減らすなどは可能)。そのため、最初は無理のない金額(1口目)からスタートして、余裕を見て増やしていくのが鉄則です。
早期に亡くなると元本割れすることも
万が一、年金をもらう前に亡くなってしまった場合、家族に「遺族一時金」が支給されるため掛け捨てにはなりませんが、支払った総額よりは少なくなってしまうケースがあります。
「他によく聞く制度と何が違うの?」という方のために、ざっくりとした特徴をまとめました。
国民年金基金:
国が運用のリスクを負ってくれる「お堅い年金」。将来もらえる額が決まっており、終身でもらえる安心感が強み。家族の分も節税できる。
iDeCo(個人型確定拠出年金):
自分で投資信託などの商品を選んで運用する「自己責任の年金」。大化けする可能性もあるが、元本割れのリスクや毎月の手数料がかかる。
小規模企業共済:
自営業の「退職金」代わり。廃業した時に一括でまとまったお金を受け取りやすい。いざという時にお金を低金利で借りられる貸付機能がある。
自営業の積立枠(国民年金基金とiDeCoの合計)は現在、月最大6.8万円ですが、2026年12月分からは「月最大7.5万円」に引き上げられるという嬉しいニュースもあります。
自営業やフリーランスの皆さんの元に、国から国民年金基金の案内(封筒)が届いているのを見たことはありませんか?「よくわからないから...」とゴミ箱にポイしてしまっていたなら、もったいない!
国民年金基金は、「老後の安心(終身年金)」と「今すぐできる節税」を同時に叶えられる、国がくれた自営業のための特権ツールです。
公式サイトでは「自分の年齢なら、いくら払えば将来いくら戻ってくるか」のシミュレーションが簡単にできます。まずは無理のない月々数千円の1口からでも、老後の安心への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
私の参考動画はコチラ!是非ご参照下さい☆

