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おはようございます、花粉症かと思っていたけど、どうやら湿気かカビアレルギーかもしれない、大阪のヒロ☆税理士でございます!
さて、年末が近くなり慌ただしい毎日です。
実務とOJTとマネジメントと3足の草鞋を履く日々ですが、ここ最近は教育に遣り甲斐を感じています。
私の昔からのポリシーですが、どうしようもなくしょうもないただの愚痴であれば一回受け止めるけれども切り捨てる(笑)。改善提案に繋がるような現状における不満であればがっちりと受け止めて自分の中で検討するようにしています。
例えば、次のような感じです。
Aさん:とにかく忙しくて仕方がない。これは会社のせいだ。しんどいし、何とかしてほしい。
Bさん:忙しくて仕方がない。業務効率化のためにそろそろシステムを導入してほしい。システムの導入にはコストがかかるが、生産性のアップにより、その分は十分に吸収可能だと思うのですが。。。
この両者の違いは明らかですね。
①は無意味で解決策のないただの愚痴。駄々っ子となんら変わりありません。
まず、『とにかく忙しい』という現状の問題点についてその原因が何なのか把握することからスタートです。生産性が悪い業務なのかもしれませんし、単なる自分の能力不足・キャリア不足なのかもしれません。原因を追究するという積極的姿勢・探究心がほしいところです。
生産性が悪いのであれば業務効率化のための投資か、或いは値上げ提案をしなくてはなりません。自分の能力不足であれば、しっかりと修行を積むしかありません。
一方、②は前向きな改善提案と言えるでしょう。現状の問題点は今の方法では業務の生産性が悪いという点をしっかり把握しており、システムの導入を検討しています。そしてその追加コストの財源も明確にしています。
勤勉でものづくりに強いのにもかかわらず、欧米諸国と比べて圧倒的に生産性が低いと言われている日本。現在も生産性向上と賃上げの方向にどんどん向かっていきます。
収益性の悪い企業は淘汰される時代となります。企業で働く人間が上記のことをしっかり意識してBさんのようになるべく、絶え間ない努力をしてこれまでの常識をぶち壊して脱皮を図らないといけない時期にきている、と確信しています。
今日も一日頑張りましょう!