中小企業の経営の醍醐味-限られた経営資源をいかに効率よく投下するか？

業界駆け出しの頃の師匠には、よく『現場に行ってヒト・モノ・カネをしっかり見てきなさい！』とよく言われたものです。

最近はこれに『時間』や『情報』を加えて経営の五大資源と言われることもあります。

中小企業の経営の醍醐味は、やはりこういった経営資源は大企業と異なり限られているため、いかに効率よく投下するか？がキーになる、ということです。

大手のように余剰人員を抱えることも出来ませんし、商品や製品等の在庫や設備を沢山抱えることも出来ない。株主から出資をバンバン受けて資金が余りある、ということもあり得ません。

そういったシビアな条件でいかに利益を追求してお客様と社員の幸せを実現出来るか？です。

一人が何役をもこなすのは当然のことであり、そうなると大手出身の人間が大手企業の感覚で中小企業に入ると全く通用しない、というケースもよくあること。

一方、中小企業ならではの強みとしては、規模が小さいことにより小回りがきくこと。経営トップの意思決定を即座に現場に落とし込むことが出来るのでスピード経営の実現が可能です。

そういえば弊社においても、ゆったりとした職場から移ってきた人はこのスピード感覚に目が回ることが多いようです。笑　しかし、まだまだ。お客様企業ではもっとスピードがある会社様も沢山あります。

と、いうことで今日から８月スタート。真夏のシーズンを楽しんでいきましょう！